洗濯と洗濯した物を乾かすことも介護施設で毎日必ず行なう業務の一つです。
洗濯した物を乾かす手段として、当施設では、干すよりも、衣類乾燥機を多用しています。
現状、4機種の衣類乾燥機が当施設では毎日大活躍しています。
その4機種とは、日立 DE-N60HVと、日立 DE-N60WVと、東芝 ED-60C(W)と、パナソニック NH-D503です。
使う側の立場としては、それらの優劣ををどうしても比較してしまいます。
今回は、上の4種類の衣類乾燥機において、乾燥性能(乾燥完了までの時間)を主な比較ポイントにした私の評価をご紹介いたします。

当施設にある衣類乾燥機4機種の特徴
当施設では次の4種類の衣類乾燥機が使われています。
- 日立 DE-N60HV
- 日立 DE-N60WV
- 東芝 ED-60C(W)
- パナソニック NH-D503
これらの機種(の組み合わせ)が、なぜ、当施設で使われているかの選定の経緯等は不明です。
ちなみに全て左開きで、右開きのものは使われていません。
日立 DE-N60HV
当施設にある4種類の衣類乾燥機の中で最も新しい物です。
新しい(使い続けている期間が短い)ことが直接の要因ではないと思いますが、乾燥完了までの時間が最も短いように感じられます。
これはあくまで私の主観を根拠にした判断であるため、気のせいかもしれません。
中は見えないため、動いているか止まっている(乾燥が完了している)かどうかは、状態表示ランプを見るか、音や振動で判断しています。
日立 DE-N60WV
上で触れた日立製乾燥機の次に乾燥性能が高い(乾燥完了までの時間が短い)様に感じます。
これもあくまで私の主観を根拠にした判断であり、詳細なデータを集めて比較検討した訳ではありません。
上の機器と同様に中は見えないため、動いているか止まっている(乾燥が完了している)かどうかは、状態表示ランプを見るか、音や振動で判断しています。
東芝 ED-60C(W)
残念ながら、今回比較した4機種の中では使い勝手が一番悪いです。
と言うのは、生乾きであるにもかかわらず、機械は乾燥完了と判断して止まってしまっていることがよくあるからです。
この機種も中は見えないため、動いているか止まっている(乾燥が完了している)かどうかは、状態表示ランプを見るか、音や振動で判断しています。
パナソニック NH-D503
今回比較した4機種の中では乾燥性能は中位です。
出し入れ口に透明の窓が組み込まれていて中が見えるので、動いているか止まっているかが確認できる点が大助かりです。
備考、注意点
乾燥モードの多様さや衣類を傷みにくくする工夫的な機能・性能・仕様面の違いは考慮していません。
同様に、フィルターのほこりの取り除き易さなどのメンテナンスのし易さに関しても検討していません。
学術的に、つまり、他の条件を全て同じにして比較検討した結果ではないことをご承知おき下さい。
ランニングコスト(電気代)がどの程度かかっているかや機器の寿命(耐用年数)も気になるところだとは思いますが、そこまでは把握していません。
乾燥完了までの時間で選ぶならば日立 DE-N60HV(?)
市場に出回っている衣類乾燥機は今回ご紹介した4機種が全てではないので、どこまで役に立つ情報であるかは分かりません。
ですが、今回ご紹介した4機種だけに限って比較するならば、消費電力はさておき、日立 DE-N60HVが乾燥性能が最も高い(乾燥完了までの時間が最も短い)という印象を持ちました。
あなたが衣類乾燥機を購入する際の参考になれば幸いです。